クルマバザクロソウ

Mollugo verticillata L.  [ザクロソウ科]

 原産地は熱帯アメリカ。全世界に拡がっている。日本には明治時代に新潟県で見つけられている。山口県では、『山口県植物誌』によると、「光市虹ヶ浜、1966年8月26日、三宅貞敏」が最初である。道路のふち、広場、畑など至る所に見られる。茎はほふくし、枝を出して拡がる。花序は腋生、果実は卵状楕円形である。ザクロソウと容易に区別できる。(南敦)

山口県光市虹ヶ浜 2016年8月3日 南敦撮影

〈花〉山口県光市虹ヶ浜 2016年8月3日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000