ノウゼンハレン

Tropaeolum sp.  [ノウゼンハレン科]

別名:キンレンカ

 南アメリカ原産。日本にはオランダから1830~1843年にもたらされた。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「場所記入なし、1903年、小田常太郎」が最初である。花壇用として栽培され、山口県内では希に逸出が、沖縄では北大東島他に野生が多くみられた。近年ハーブとして多く市販されている。南敦らの2014年1月1日の北大東島の標本は山口県立山口博物館に納めてある。(石光照彦)

山口県柳井市新庄 2007年5月4日 石光照彦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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