キバナミソハギ

Heimia myrtifolia Chamisso et Schlechtendahl  [ミソハギ科]

 原産地はブラジルで、1887年頃に日本に入った。1977年、柳井市街地に拡がっているのを採集した柳井小学校の先生が私に同定を求められた。その後、私は旧徳山市の街路の縁石とアスファルトのすき間に一列になって生えているのを見た。栽培からの逸出で、市街地を中心に各地に多いと思われる。柳井市の標本は山口県立山口博物館や広島大学に出してある。現在(2017)自宅に栽培している。(南敦)

山口県光市中央(南敦栽培) 2015年8月30日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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