2021.03.02 01:30ツルマンネングサSedum sarmentosum Bunge [ベンケイソウ科] 原産地は中国から朝鮮半島。古い時代に中国から渡来して栽培され、また野生化した。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「阿東町徳佐、1971年5月30日、見明長門」が最初である。現在(2017)各地に多い。韓国では栽培して生食するという。この種は三輪生で、同定は容易である。(南敦)
2021.03.02 01:21メキシコマンネングサSedum mexicanum Britton [ベンケイソウ科] 原産地はメキシコ。日本に早く入り栽培されていたようだ。山口県では山口県立山口博物館の標本記録によると、「徳山市徳山駅前通り、1979年8月31日、南敦」が最初である。その後、相当数が道端で発見されたが、現在(2017)も栽培している人が多い。(南敦)
2021.03.01 14:11ヨーロッパタイトゴメSedum acre L. [ベンケイソウ科]別名:オウシュウマンネングサ 原産地はヨーロッパ~小アジアや北アフリカ。1990年以後、日本国内に拡がった。海近くの道路端や広場に群生する。山口県では田布施町町民広場の側の川岸で2006年5月28日、南敦が採集し、山口県立山口博物館に納めているのが最初である。その後、南は周防大島町伊保田(2012年6月11日)、平生町曽根(2015年5月30日)の標本を納めている。県下各地に多い。(南敦)
2021.03.01 14:07セイロンベンケイ琉球列島Bryophyllum pinnatum (L.f.) Oken [ベンケイソウ科]別名:トウロウソウ 原産地は熱帯アメリカ。熱帯~亜熱帯に広く野生。特に葉の鋸葉のもとから発芽し、小苗(無性芽)を作り、それが落ちて成長する。琉球列島の各地にあるが、特に珊瑚礁からなる石灰岩地に多い。2011年12月10日、沖縄島辺戸岬大石林山で多数の個体を見て、葉を貰って帰り栽培している。冬は室内に入れる。証拠標本は2016年12月8日、山口県立山口博物館に納めた。2017年4月13日、波照間島には非常に多かった。(南敦)
2021.03.01 13:40キンチョウBryophyllum delagoense (Ecklon et Zeyher) Schinz [ベンケイソウ科] 錦蝶。マダガスカル原産。世界で栽植される。琉球列島などの最暖地では、人家の石垣や路地などに野生化。2011年12月10日沖縄島辺戸岬大石林山では多数見た。山口県では上関町白井田八幡宮に無数に群生している。多肉の円筒形の葉の先に不定芽をつけ、苗が密生する。山口県立山口博物館には南敦の標本が出してある。(南敦)