2021.03.08 13:29ヒナキキョウソウTriodanis biflora (Ruiz et Pav.) Greene [キキョウ科] 北アメリカ原産。多くの国に帰化。日本では1931年に横浜で帰化が報告された。山口県では、山口県立山口博物館の記録によれば、「大島郡大島町安下庄安下、2010年6月3日、南敦」が最初である。2017年4月24日、周防大島町伊保田港、2017年5月14日、田布施町上松尾で多数採集した。キキョウソウと次の点が異なる。葉は狭卵形で先は鋭く尖る。葉には柄はなく、ほとんど茎を抱かないか、全く抱かない。(南敦)
2021.03.08 13:13ルリミゾカクシLobelia erinus L. [キキョウ科]別名:ロベリア、ルリチョウソウ 原産地は南アフリカ。観賞用に各国に渡った。日本にいつ頃入ったかは不明。山口県にもいつ頃入ったかは不明。最近原種のルリ色の品種の他にいろいろな種類が多数栽培されていて、それらが逸出し野生化している。写真の標本は山口県立山口博物館に納めてある。(南敦)
2021.03.08 13:07ベニバナサワギキョウLobelia cardinalis L. [キキョウ科] 原産地は北アメリカ。世界各国で観賞用に栽培される。花の色が赤い以外はサワギキョウに似ている。日本では2003年に鳥取県で見出された。山口県では、2003年8月29日、山口市徳地串の湿地、長者ヶ原で南敦が採集し、山口県立山口博物館に納めた。他の場所では今も見つかっていない。長者ヶ原は一時期相当群生していたが、2013年には全く見なかった。(南敦)