Fallopia multiflora (Thunb.) Haraldson [タデ科]
別名:カシュウ(何首烏)
原産地は中国。多年生草本で地下に生じる塊根が薬用にされるため各国に渡った。日本にも江戸時代に薬用として入った。栽培する人が各地にあり、これが逸出し野生化した。山口県では、『山口県植物誌』によると、「萩市大谷、1916年9月30日、二階重楼」が最初である。現在(2017)各地に拡がる。翼果は多数できて遠くに飛び、塊根は除草剤で簡単に枯れない。最も困った帰化植物である。(南敦)
山口県田布施町上松尾 2015年10月25日 南敦撮影
〈塊根〉山口県田布施町上松尾 2015年10月25日 南敦撮影
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