エゾノギシギシ

Rumex obtusifolius L.  [タデ科]

別名:ヒロハギシギシ

 原産地はヨーロッパ。世界の温帯・暖帯を中心に広く帰化。山口県では、『山口県植物誌』によると、「阿武郡佐々並、1966年7月3日、三宅貞敏、都濃郡清涼寺、1966年7月3日、岡国夫」が最初の記録である。下葉の中肋や上葉、花穂などが赤みを帯びる特性がある。果実の翼に長い鋸歯があることが決め手になる。肉眼でも見えるがルーペがよい。(南敦)

山口県光市中央 2015年11月29日 南敦撮影

〈果実〉山口県光市中央 2015年11月29日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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