ハナヅルソウ

Mesembryanthemum cordifolium L.f.  [ハマミズナ科]

 原産地は南アフリカ。江戸時代末期に園芸植物として日本に入った。ツルナに近似していて、暖地の海近くの庭や温室に栽培された。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると、「東和町佐連、1992年12月19日、南敦」が最初である。この種はよく増えるので捨てられたものが拡がる。その後、周防大島町・柳井市・上関町・防府市などの海岸や沿海地に群生を見る。(南敦)

山口県上関町戸津 2015年9月5日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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