ミルスベリヒユ

琉球列島

Sesuvium portulacastrum (L.) L.  [ハマミズナ科]

別名:ハマスベリヒユ、ハマミズナ

 原産地は南アフリカ。熱帯~亜熱帯に分布する。鹿児島県種子島以南の海岸に帰化。2014年1月14日~15日、南大東島と北大東島では変種のシロミルスベリヒユvar. tawadanumK.Nakajimaばかり、2017年与那国島と波照間島では基本種(紫花)ばかりであった。だが、波照間島で見られた大きなものは、Y.Listでのオオミルスベリヒユf. majusK.Kayamaに当たると思われる。標本は山口県立山口博物館に納めてある。(南敦)

〈オオミルズベリヒユ〉沖縄県波照間島 2017年4月12日 富永啓介撮影

〈オオミルズベリヒユ花〉沖縄県波照間島 2017年4月12日 富永啓介撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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