シンツルムラサキ

Basella alba L.   [ツルムラサキ科]

通称:ツルムラサキ

 原産地は熱帯アジア。日本には明治時代に入った。山口県では第二次世界大戦後、上関町や柳井市、周防大島町など著しく暖かい所でときおり野菜として栽培され、逸出している。山口県立山口博物館には南敦の琉球列島(波照間島に多い)や山口県上関町戸津(2016年11月11日)の標本が入れてある。全草が緑のアオツルムラサキもある。上関町のものが初記録となる。(南敦)

山口県上関町戸津(南敦栽培) 2016年10月20日 南敦撮影

〈花〉山口県上関町戸津(南敦栽培) 2016年10月20日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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