イタリーマンテマ

Silene gallica L. var. giraldii (Gussone) S. M. Walters  [ナデシコ科]

別名:ケナシマンテマ

 原産地は地中海沿岸。近似のマンテマに比して全草無毛。花弁は紫紅色で、その先は通常凹まない。1933年に長崎県長崎市で見つかった。山口県では、『山口県植物誌』によると、「光市室積、1966年4月25日、和田益夫」の記録が最初である。南敦は2015年、周防大島町伊保田港でも採集した。(南敦)

山口県周防大島町伊保田港 2015年4月14日 南敦撮影

山口県周防大島町伊保田港 2015年4月14日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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