ツキミマンテマ

Silene nocturna L.  [ナデシコ科]

 原産地は地中海。日本では2002年4月植村修二が和名をつけて発表した。山口県では、光市中央で2015年5月26日、南敦が初めて採集した。標本は山口県立山口博物館に納入してある。光市中央では、花色は全部白色。花弁の裂片は全部浅く凹入している。他の場所では微紅色もある。近似のフタマタマンテマは深く凹入(深裂)する。シロバナマンテマの凹入(分裂)はないか、ごく浅い。(南敦)

山口県光市中央 2015年5月26日 南敦撮影

〈花〉山口県光市中央 2016年6月14日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000