コゴメバオトギリ

Hypericum perforatum L. subsp. chinense N.Robson  [オトギリソウ科]

 原産地はヨーロッパで多年生草本。地下茎で増え群落をつくる。1934年に三重県で記録。全国の道路法面に播種される。山口県では、山口県立山口博物館によると、「光市光井金山団地、1979年7月30日、南敦」が最初の記録である。山口県内では他に萩市と美祢市、周南市ほかにある。島根県では、安蔵寺山登山道に多い。現在(2017)南敦の自宅に栽培している。(南敦)

山口県光市中央 2015年6月27日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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