チョウセンキハギ

Lespedeza maximowiczii C.K.Schneider  [マメ科]

 朝鮮木萩。茎や葉はキハギに似るが花の色が異なる。原産地は朝鮮半島、中国北東部、対馬。近年日本の道路法面で見つかるものは中国からの輸入種子。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「田布施町国木、1995年6月28日、南敦」が最初である。現在(2017)県内では山口市の徳地三谷や徳地野谷白井川上流域他にある。島根県安蔵寺山登山道や徳地三谷ではこの他にホソバノチョウセンキハギもあった。(南敦)

山口県田布施町上松尾(南敦栽培) 2014年6月5日 南敦撮影

〈豆果〉山口県田布施町上松尾(南敦栽培) 2015年11月22日 南敦撮影

第2巻にホソバチョウセンキハギが載っています。

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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