オオキバナカタバミ

Oxalis pes-caprae L.  [カタバミ科]

 原産地は南アフリカ南部。世界各地に観賞用に持ち込まれた。日本には明治中期以後に入った。1961年に鹿児島県で帰化が見つかった。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると、「下関市丸山町、1969年5月15日、岡国夫」が最初である。現在(2017)、日本海側や瀬戸内海側の沿海地と島嶼部に、栽培もあるが帰化が多数見られる。葉に紫褐色の斑点がある。(南敦)

山口県光市室積岩屋 2015年4月14日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000