シマニシキソウ

琉球列島

Euphorbia hirta (L.) Millsp.  [トウダイグサ科]

 熱帯アメリカ原産。沖縄県では古くから畑地や道端、空き地などに非常に多く生育する。茎は赤褐色で地表を這うか斜上し、高さ10~30cm、赤褐色の長い毛に覆われる。葉は左右不揃いの菱形で、3~5本の脈がある。花序は褐色~緑褐色の小さな花からなり、球形で腋生する。果実は伏毛があり、種子は楕円形~倒卵形で赤褐色、長さ約0.8㎜。山口県でも南敦が下関市や防府市で採集している。(石光照彦)

沖縄県与那国島 2014年11月25日 吉岡恭三撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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