アレチウリ

〈特定外来生物〉

Sicyos angulatus L.  [ウリ科]

 原産地は北アメリカ。世界の河川、竹やぶなどを中心に拡がった。日本では1952年頃に見つかっている。山口県では、『山口県植物誌』によると、「阿武郡徳佐、1969年11月1日、見明長門」が最初である。その後、県下の河川敷の多くに見られた。まれに柳井市平郡島東部の神社に見られたような例もある。雌花は8個位が密着しており、その子房には1~3㎜の硬い毛がある。これはのちに刺となって痛い。(南敦)

山口県柳井市平郡島東 1993年9月10日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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