ウチワゼニクサ

Hydrocotyle verticillata Thunb. var. triradiata (A.Rich.) Fernald  [ウコギ科]

別名:タテバチドメグサ

 団扇銭草、楯葉血止草。原産地は北アメリカ南部。世界の熱帯、亜熱帯に広く帰化している。日本では1960年頃から魚類飼育用水槽に入れられるために販売。これを捨てたものが拡がった。2007年10月14日、宇部市車地(二俣瀬)のビオトープでは広く拡がっていた。南敦は2007年、佐波川の洲で採集した。葉の表面を垂直にする性質がある。車地の標本は山口県立山口博物館に入れてある。同館初の記録となる。(南敦)

山口県光市中央(南敦栽培) 2008年1月5日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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