アカバナルリハコベ

Anagallis arvensis L. f. arvensis  [サクラソウ科]

 ルリハコベ Anagallis arvensis L. f. coerulea (Schreb.)Baumg.の品種である。原産地はヨーロッパ。江戸時代に日本に来ているが、拡がったのは第二次世界大戦後である。山口県立山口博物館には、「光市浅江海岸、 2011年5月22日 、南敦」の標本のみがある。南敦は2015年6月13日北九州市新門司でも採集した。光市ではルリハコベより生育期間が長く、冬を除いて一年中開花している。学名については、検討を要する。(南敦)

山口県光市虹ケ浜 2016年5月27日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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