ルリハコベ

Anagallis arvensis L. f. coerulea (Schreb.) Baumg.  [サクラソウ科]

 ヨーロッパ原産。南西諸島では普通の雑草で、古くから畑地や道端に自生している。山口県では、『山口県植物誌』の標本記録によれば、「豊浦郡二見浜、1898年3月31日、二階重楼」が最初である。山口県内の島にもほとんど生育。花冠は深く5裂する。雄しべは5本、雌しべは1本、蒴果は下向きにつき、熟すと横に割れ、種子を散らす。学名については、検討を要する。(石光照彦)

沖縄県北大東島 2014年1月12日 石光照彦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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