ムラサキバナマルバアサガオ

Ipomoea purpurea (L.) Roth cv.  [ヒルガオ科]

 原産地は熱帯アメリカ。世界各地で栽培され、逸出し野生化。日本には1705年頃観賞用に入った。山口県でも1990年頃から花壇に植えられているが、逸出はわずかである。周南市須々万と周防大島町伊保田で野生を見つけて採集した。一般にマルバアサガオの生活力はあまり強くないが、特に紫花は弱い。紫花に白花をかけたものが中間雑種になるかどうかを調べてみたい。山口県立山口博物館には標本が納めてある。(南敦)

山口県美祢市伊佐町河原(秋吉台) 2016年7月9日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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