オオイヌホオズキ

Solanum nigrescens M.Martens et Galeotti  [ナス科]

 原産地は北アメリカ。世界に広く帰化した。全体特に葉の下面に毛がある。花冠は白色~紫色で中~深裂。果実は緑黒色である。近似のケイヌホオズキの萼が果実より長いのに対して、果実の1/3以下で反曲する。南敦の各地の標本は山口県立山口博物館に入れてある。(南敦)

山口県田布施町上松尾 2016年8月15日 南敦撮影

〈果実〉山口県田布施町上松尾 2016年8月15日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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