フサフジウツギ

Buddleja davidii Franch.  [ゴマノハグサ科]

別名:ニシキフジウツギ、チチブフジウツギ

 原産地は中国西部。日本では早くからブッドレアの名で栽培されていた。野生化が見出されはじめたのは1950年代頃である。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「油谷町坂根一位ヶ岳、1978年10月1日、今田岳村」が一番早い。この種の花の色には、紅色、紫色、白色その他がある。南敦は白色の品種を防府市沖高井の駐車場の近くで採集し、山口博物館に出している。白色はごく希である。(南敦)

山口県田布施町国木 2015年9月15日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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