外国産ヤブヨモギ

Artemisia rubripes Nakai  [キク科]

 原産地は九州、朝鮮、中国北部で、温帯に分布。近年、中国地方の道路法面にしばしば播種される。外国産のイワヨモギ、ヒロハウラジロヨモギなどを伴うので、外国産と思われる。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると、「光市森ヶ垰、1995年6月27日、南敦」がはじめである。茎に枝が多く出て、全体が相当大きい。各地の標本は山口博物館に入れてある。(南敦)

山口県周南市川上ダム(菊川湖畔) 2015年12月20日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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