外国産キクタニギク

Chrysanthemum sp.  [キク科]

別名:アワコガネギク

 1994年11月7日に周東町中山ダムで見つかり、その後各地で見つかった。イワヨモギ、ヒメヨモギ、オオヨモギなど北方系植物を伴う。種子の輸入先は韓国や中国が多いといわれる。染色体数は2n=18で日本のキクタニギクと同じ。田布施町の自宅で同じ条件で植えると少し暑さに弱いためか、生育が悪いように思えたが、はっきりとは識別できない。山口県での最初の記録は、山口県立山口博物館によると、「周東町中山、1994年11月12日、南敦」である。(南敦)

山口県周東町中山(南敦栽培) 2015年11月5日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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