ミツバオオハンゴンソウ

Rudbeckia triloba L.  [キク科]

別名:オオミツバハンゴンソウ

 原産地は北アメリカ。茎は高さ1m以上になることもある。下葉が3深裂や3小葉になるから「ミツバ」の名がついた。しばしば道路の法面、道端などに播種される。疎生地などではよく群生する。先述の下葉の状態と頭花中央の紫黒色の筒状花群が大きいことで近似品種と区別できる。写真の標本は山口県立山口博物館に納めて初記録とした。(南敦)

山口県田布施町真殿 2015年9月2日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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