カラクサシュンギク

Thymophylla tenuiloba (DC.) Small  [キク科]

 北アメリカ~メキシコ原産。2006年7月10日、山口県上関町福浦一帯で多数群生しているのを見て、『山口の植物』Vol.10, No.29に Anacyclus radiatus Loisel として発表していた。『日本の帰化植物写真図鑑第2巻』で植村修二らは T. tenuiloba (DC.) Small カラクサシュンギク(新称)として掲載している。高さは10~25cm、葉は糸状、マリーゴールドに似た強い匂いがある。『高知県植物誌』にも出ている。写真の標本は山口県初記録となった。(南敦)

山口県上関町福浦 2006年7月10日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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