キバナサフランモドキ

琉球列島

Zephyranthes citrina Baker  [ヒガンバナ科]

 原産地は南アメリカ。最初中米各国で花壇用に栽植され逸出野生化。日本には1975年の沖縄海洋博の頃に花壇用に導入され、沖縄を中心に逸出野生化した。2017年4月11日、与那国島東牧場一帯で多数開花していた。牧場は馬が草を食べるため、著しい低草地となり、更にこの種は馬の食べない植物のため、だんだん増えている。他では見ていない。写真の南敦の標本は山口県立山口博物館に出してある。(南敦)

沖縄県与那国島 2017年4月11日 藤本健治撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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