オオトキワツユクサ

Tradescantia albiflora Kunth  [ツユクサ科]

 原産地はブラジル。園芸植物シラフツユクサ T. albiflora Kunth “Albovittata” の白斑が消え、原種に戻ったものである。近似のミドリハカタカラクサより全体大きい。葉は長さ7~12cm、幅1~2cmである。山口県での記録は、山口県立山口博物館によると、「熊毛郡上関町戸津、2007年9月23日、南敦」がはじめである。まだ希で、他に防府市野島、光市室積、周防大島町神浦などの標本を納入している。(南敦)

山口県光市室積 2016年6月21日 南敦撮影

〈花〉山口県光市室積 2016年6月21日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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