ムラサキナギナタガヤ

Vulpia octoflora (Walter) Rydb.  [イネ科]

 原産地は北アメリカ。世界各国に雑草として拡がった。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「防府市大崎佐波川右岸、1995年6月12日、真崎博」が最初である。現在(2017)各地の道端や空地に多産する。全形が通常、紫色~薄紫色である。特に小穂の芒が紫色である。小穂は約8㎜の長さで約10個の小花からなる。(南敦)

山口県光市虹ケ浜 2016年5月31日 南敦撮影

〈小穂〉山口県光市虹ケ浜 2016年6月4日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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