ミズイモ

琉球列島

Colocasia esculenta (L.) Schott var. aquatilis (Hassk.) Kitam. ex M.Hotta  [サトイモ科]

別名:サトイモモドキ

 2015年1月11日、鹿児島県奄美市金作原の道路側溝に多数生えているのを見て採集した。サトイモやクワズイモに比して次の性質を持つ。①太い塊茎をつくらない。②直径3~5㎜、長さ20~40cmの「ほふく茎」を持つ。証拠標本は山口県立山口博物館に納めてある。自宅にも栽培している。他では見ていない。(南敦)

鹿児島県奄美市金作原(南敦栽培) 2016年11月4日 南敦撮影

〈ほふく茎〉鹿児島県奄美市金作原(南敦栽培) 2016年11月4日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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