ダンドク

Canna indica L.  [カンナ科]

 原産地はインド。古くから世界の熱帯~暖帯に観賞用として入った。カンナでは珍しく種子ができ、逸出や野生化がはじまった。日本には江戸時代に入った。庭などに植えられたものから種子が拡がり野生がしばしば見られる。山口県では山口県立山口博物館の標本記録によると、「山口市氷上農業試験場、19??年、小田常太郎」がはじめであるが、年数がはっきりしているのは、「山口市惣太夫、1993年11月30日、南敦」である。(南敦)

山口県光市中央 2016年7月22日 南敦撮影

山口県田布施町上松尾 2015年7月10日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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