2021.03.07 08:50ヤナギバルイラソウRuellia simplex C.Wright [キツネノマゴ科]別名:ムラサキイセバナ 原産地はメキシコで、多年生草本。高さ20~30cm。日本には1974年頃、沖縄本島に入った。山口県での初記録は、「光市虹ヶ丘、2014年8月15日、南敦」で山口県立山口博物館に納められた。現在(2017)下関市、周南市、周防大島町、上関町などの暖地で栽培され、また道路・人家のふちなどに野生化している。(南敦)
2021.03.07 08:46ベニツツバナ琉球列島Odontonema strictum (Nees) Kuntze [キツネノマゴ科] 原産地はメキシコ~中央アメリカ。低木状多年生草本で、根が広がってその根から発芽し増える。亜熱帯~熱帯地方に観賞用として渡り、野生化した。日本では第二次世界大戦後に沖縄に入り野生化した。写真は2011年12月9日、「やんばるの森」の谷間で群生していたものを、よくわかるように持ち上げて撮影したもの。山口県立山口博物館に標本は入れてある。(南敦)
2021.03.07 08:38サンゴバナJusticia carnea Lindl. [キツネノマゴ科]別名:マンネンカ 原産地は南アメリカ。世界の暖地を中心に観賞用として入っていった。日本には江戸時代に入った。山口県では、近年沿海地を中心に栽培され、逸出野生化している。山口県にいつ頃入ったかの詳細は不明である。(井川孝子)