ハイミチヤナギ

Polygonum aviculare L. subsp. depressum (Meisn.) Arcang.  [タデ科]

 原産地はヨーロッパ。世界に拡がる。山口県では、『山口県立山口博物館収蔵資料目録標本目録Ⅱ』によれば、「山口県柳井市平郡東、1987年9月15日、南敦」のみがある。その後、南敦ら山口植物学会は周南市仙島(2013)、山口市秋穂(2015)で採集し、いずれも山口県立山口博物館や広島大学等に納入している。この種は地面にぴったりはりついた格好で成長すること、果実は長さ2㎜で、三角形の果実3面のうち1面が狭いので、2面に見えることなどの性質がある。(南敦)

山口県山口市秋穂 2015年12月5日 南敦撮影

〈花〉山口県山口市秋穂 2015年12月5日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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