ヒメスイバ

Rumex acetosella L.  [タデ科]

 原産地はヨーロッパ。明治初期に日本に来た。山口県では、『山口県植物誌』によると、「山口市陶、1966年6月19日、三宅貞敏」が最初の記録である。道路法面に播種されるが多くは他の雑草に負ける。光市虹ケ浜、光総合病院南側の松林には広範囲に群生している。特徴は、スイバに比して、地下茎を伸ばして群生し、根生葉が矢印形である。(南敦)

山口県光市虹ケ浜 2016年5月19日 南敦撮影

〈地下茎〉山口県光市虹ケ浜 2016年5月19日 南敦撮影

〈根生葉〉山口県光市虹ケ浜 2016年5月19日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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