アレチギシギシ

Rumex conglomeratus Murr.  [タデ科]

 原産地はユーラシア大陸。世界の暖帯を中心に広く帰化。日本には1905年に横浜で確認された。山口県では、『山口県植物誌』によれば、「下関市幡生、1939年6月5日、K.Murata」が最初の記録である。全体が細く、側枝が主茎に対して50~80度に開出する。内花被の翼が長卵円形~長楕円形で全縁、中肋がこぶ状に膨らむ。至る所に生育する。(南敦)

山口県光市中央 2016年4月26日 南敦撮影

〈翼〉山口県光市中央 2016年4月26日 南敦撮影

〈果実〉山口県光市中央 2016年4月26日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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