イヌコモチナデシコ

Petrorhagia nanteulii (Burnat) P.W.Ball et Heywood  [ナデシコ科]

原産地はヨーロッパ。日本では1952年滋賀県で採集された。山口県では『山口県立山口博物館収蔵資料目録植物標本目録Ⅱ』によると、「大島郡久賀町、1979年6月23日、南敦Fr、大島郡橘町日前、1979年6月23日、南敦Fr」が最初である。現在は防府市や周南市の国道を中心に広く分布。コモチナデシコは、イヌコモチナデシコにある茎の腺毛がない。(南敦)

山口県山口市御堀 2016年4月23日 南敦撮影

〈花〉山口県山口市御堀 2016年4月23日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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