イトツメクサ

Sagina apetala Ard.  [ナデシコ科]

 原産地はヨーロッパ。オーストラリアに帰化。日本には1942年広島県で採集された。山口県では南敦が2011年5月2日、柳井郵便局で採集したのが最初である。標本は山口県立山口博物館に納入してある。2016年4月23日、光市中央6丁目の自宅にも数十本生えていた。茎の上部、花柄などに開出する腺毛が多数あることで、近似品と区別できる。(南敦)

山口県光市中央 2016年4月23日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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