サボンソウ

Saponaria officinalis L.  [ナデシコ科]

 石鹸草。原産地はヨーロッパ。観賞用や薬用として各国にわたった。日本には明治初期に入った。生命力が強く各地で逸出し野生化した。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録で、「吉敷郡大内村(山口市)氷上山口農業学校、1905年11月7日、小田常太郎(裁)」が最初である。野生では、「光市光井、1973年11月26日、南敦」が最初である。1973年頃光市光井海岸にはかなり野生化していた。(南敦)

山口県田布施町上松尾(南敦栽培) 2015年9月22日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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