セイロンベンケイ

琉球列島

Bryophyllum pinnatum (L.f.) Oken  [ベンケイソウ科]

別名:トウロウソウ

 原産地は熱帯アメリカ。熱帯~亜熱帯に広く野生。特に葉の鋸葉のもとから発芽し、小苗(無性芽)を作り、それが落ちて成長する。琉球列島の各地にあるが、特に珊瑚礁からなる石灰岩地に多い。2011年12月10日、沖縄島辺戸岬大石林山で多数の個体を見て、葉を貰って帰り栽培している。冬は室内に入れる。証拠標本は2016年12月8日、山口県立山口博物館に納めた。2017年4月13日、波照間島には非常に多かった。(南敦)

沖縄県沖縄島辺戸岬(南敦栽培) 2016年10月30日 南敦撮影

〈花〉沖縄県沖縄島辺戸岬(南敦栽培) 2014年2月14日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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