サンゴシトウ

Erythrina × bidwillii Lindl.  [マメ科]

別名:ヒシバデイゴ

 サンゴシトウは、19世紀前半にオーストラリアで、エリトリナ・ヘルベキア(Erythrina herbacea)を母に、アメリカデイゴを父につくられた交雑種。挿し木で繁殖できることから世界中に拡がり、日本の暖地でもよく植えられる。葉は卵状菱形で、花は暗赤紫色である。山口県でも希に植えられる。沖縄では放棄された株や枝から発芽し、野生化したものがある。(石光照彦)

鹿児島県屋久島 2012年6月3日 石光照彦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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