コメツブウマゴヤシ

Medicago lupulina L.  [マメ科]

 ヨーロッパ原産の一年生草本。茎はよく分枝し地を這う。葉は3小葉の複葉。上部にのみ鋸歯がある。20~30個の小型の花は黄色。実は腎臓形。道端などに帰化する。山口県では、『山口県植物誌』によると、「下関市突堤、1968年10月10日、三宅貞敏、やや希」が初記録である。暖地の至る所で見られ、南方に行くほど多くなる。(田邊護)

山口県下関市田倉 2015年5月26日 田邊護撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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