ウマゴヤシ

Medicago polymorpha L.  [マメ科]

 原産地はヨーロッパ南部から地中海地方。日本には江戸時代初期に入った。山口県では、『山口県植物誌』によると、「萩市萩、1920年5月13日、二階重楼」が最初の記録である。現在(2017)は至る所に多い。近似のコウマゴヤシに比して茎葉は無毛かほとんど無毛、托葉は櫛歯状に裂ける。コウマゴヤシは茎葉は有毛、托葉はほとんど全縁、ごく希にある。(南敦)

山口県光市光井 2016年4月29日 南敦撮影

山口県光市光井 2016年4月29日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000