シナガワハギ

Melilotus officinalis (L.) Pall. subsp. suaveolens (Ledeb.) H.Ohashi  [マメ科]

別名:エビラハギ

 東アジア原産。一~二年生草本。高さ30~60cmほど。黄色の蝶形花を密につけた総状花序を出す。花期は夏~秋。明治初期から広く沿海地に帰化した。山口県では、『山口県植物誌』によれば、「徳山市徳山、1968年9月30日、三宅貞敏」が一番早い記録である。瀬戸内海側に多い。2017年4月11日与那国島、13日波照間島にも多かった。(田邊護)

山口県山口市秋穂 2015年12月6日 田邊護撮影

山口県山口市秋穂 2015年12月6日 田邊護撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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