タマザキクサフジ

Securigera varia (L.) P.Lassen  [マメ科]

 玉咲草藤。原産地はヨーロッパ。各国で牧草として栽培され、またそれらが逸出している。日本には1950年頃から牧草として入った。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録で、「徳山市久米、1977年10月15日、南敦」が最初にある。これは「南敦1981.レポート日本の植物10:95」に発表された。その後、南敦は山口市(旧阿知須町)や周南市(旧鹿野町)、下松市で採集。レンゲの花序にそっくりである。(南敦)

山口県下松市万福寺 2016年6月13日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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