ムラサキツメクサ

Trifolium pratense L.  [マメ科]

別名:アカツメクサ

 ヨーロッパ原産で世界中の温帯~暖帯域に飼料として栽培され、帰化している多年生草本。春から秋にかけ茎の頂に紫紅色の花をつける。明治年間のはじめ、飼料作物として導入された。山口県では、『山口県植物誌』によると、「山口市古熊、1962年7月17日、三宅貞敏」が一番早い記録である。牧草地などに多い。(田邊護)

山口県下関市勝山 2015年6月7日 田邊護撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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