ベニカタバミ

Oxalis braziliensis Lodd. ex Knowles et Westcott  [カタバミ科]

 原産地は南アメリカ。世界の暖帯域を中心に花壇に栽培された。日本には大正年間に入った。山口県にいつ頃入ったかは不明である。山口植物学会の調査で、南敦は2016年5月14日、長門市青海島小学校の運動場や付近に大群生を見つけ採集した。根が鱗茎、花色内部が暗紅紫色である。その標本は山口県立山口博物館に納めた。山口県初記録である。2017年5月15日、平生町(室津半島)でも採集した。(南敦)

山口県長門市青海島 2016年5月14日 南敦撮影

〈鱗茎〉山口県長門市青海島 2016年5月14日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000