ハイニシキソウ

Euphorbia chamaesyce L.  [トウダイグサ科]

 原産地は熱帯アメリカの一年生草本。1952年に日本に侵入が確認された。暖帯南部に多く、道端、広場などにやや普通に生育する。南方ほど多い。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録は、「下関市突堤、1968年10月10日、三宅貞敏」が最初である。果実は稜の上のみに白い毛がある。近似のアレチニシキソウに比して、葉の裏面は無毛か先端のみに僅かに毛がある。茎は斜上しない。(棟居祐子)

山口県柳井市南町 2015年10月11日 棟居祐子撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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