コニシキソウ

Euphorbia supina Rafin.  [トウダイグサ科]

 原産地は北アメリカ。世界各地に拡がる。日本には明治時代後期に入った。山口県では、『山口県植物誌』によると、「徳山市徳山、1955年10月18日、岡本省吾」が最初である。現在、庭、道路の脇ほか、他の高草のない所に広く生育する。特徴は、葉に紫色の細長い大きな紫紋(斑紋)があることが多い。果実の全面に伏毛があることで他の近似種と区別できる。希に紫紋のないものがあるから注意。(南敦)

(追記)江戸時代に入ったとの説もある。

山口県周防大島町情島 2015年11月6日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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