トウゴマ

Ricinus communis L.  [トウダイグサ科]

別名:ヒマ

 原産地はアフリカ北東部。日本には平安時代に中国から入った。第二次世界大戦中は燃料用に栽培した。最近茎が紅く、果実も紅白色の観賞用品種が開発され「生け花」に使用されている。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると、「山口市氷上農業試験場、1906年、小田常太郎」が最初。野生では、「田布施町麻郷、1983年9月10日、南敦」が最初である。鹿児島県桜島(2011年6月25日)では道路法面に群生し、数mの木のようになっていた。                       (南敦)

山口県田布施町麻郷 1983年9月10日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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